MIC 2017年春闘決起集会
多大手広告会社の20代女性社員が過労自殺した事件を契機に、長時間労働問の問題に注目が集まっています。しかし、マスコミ関連産業では、長時間労働が常態化しています。マスコミ関連産業のみならず日本の社会構造自体が、長時間労働を前提としたものになっていると言っても過言ではありません。経営者は長時間の残業を強いることができる正社員を求め、正社員も雇用の安定と引き換えにそれを受け入れてきました。しかし、非正規社員の賃金は、低い水準に据え置かれ、長時間労働・残業代込みで生活費をまかなっている人が多いことも現状です。
労働時間短縮の流れに反して、「残業代ゼロ」「過労死促進」の「新たな労働時間制度」の導入にむけた動きも緊迫化しています。過労死やサービス残業をいとわない正社員か、低賃金かつ不安定な非正社員か。政府・財界は、正社員と非正規の分断を狙っています。
今回は過労死裁判を担当された弁護士に「長時間労働を無くすための労働組合への提言」(仮)基調報告をいただき、現場からの報告・質問にもお答えいただく予定にしています。2017年の春闘のスタートの集会として、下記のとおり決起集会を開催します。ご参加、よろしくお願いします。

日時: 2017年2月24日(金)18時30分~ (受付開始18:10~)
場所: 文京区民センター
〒112-0003 東京都文京区春日1-16-21
基調報告: 「長時間労働を無くすための労働組合への提言」(仮題)